私は中国で会社を設立した日本企業様の財務関連のサポート、いわゆる記帳や月次申告また確定申告を行っているため、通常の業務で使用する言語はほぼ100%中国語です。
そのような環境下にいる私の経験からですが、
毎日使うから中国語が上手くなる、は当たっているとも言えるし、当たってないとも言えます。
なぜなら、
基礎となる発音ができていないと、相手に通じない中国語をただ繰り返し話しているだけになります。中国語の勉強をしていても残念ながら空回りになってしまっています。
また、基礎となる発音ができていないにもかかわらず、自分の中国語が相手に通じている!と感じている時もあります。
それは、悲しいかな自分の中国語が通じているのではなく、相手の理解力により通じている場合があります。特に仕事上ではそう感じることは多いのではないでしょうか。
(過去の自分はまさしくそうでした)
前置きが長くなりましたが、
当ブログでは、そんな私が自分の中国語を見つめ直し、中国語の基礎を最初からやり直したときに行った方法について紹介いたします。
中国語を効率よくマスターする方法⑪
中国語を効率よくマスターする方法⑪は、発音の練習の仕方です。
わたしは中国語の発音を教える際に、
母音と子音を分解して一つ一つ発音し、最後にピンイン全体の発音をします。
例えば、叫(jiao 四声)。
j・i・a・oと軽声くらいの長さで一つ一つ発音し、それからjiao(四声)と発音します。
一つ一つ発音することで中国語を発音するときの口の形(いわゆる中国語口)に意識を向けることができ、意識を向けることで自分の間違った音や音の出し方を認識することができ、矯正しようとすることができます。
私は中国語を習得する中で発音が最も難しく重点勉強すべき箇所とは思いますが、 実は母音の‟e”と‟v(uに点二つ)”を除く4つの音はさほど難しくなく、また子音も難しいと思われる反舌音とhの喉を使う摩擦音と有気音は、音の出し方つまりテクニックでカバーできるのでこちらもさほど難しくはないと思っています。 問題は、発音の練習時に単語ごとに練習することから、どこの母音や子音が間違っているか認識することも矯正することもないことです。
口の形や音の出し方や舌の位置や喉の使い方など日本語を話すうえで普段使わないことをしているので忘れやすいです。一つ一つ発音すると口の形や音の出し方など意識するようになります。
これより更に問題となる出来ないところを放置状態のまま次の学習に進んでしまうことを回避できるのかなと思います。
生徒さんがYouTubeで同じ発音練習する動画が有り、その動画では中国の子供たちにとっても中国語の発音は難しいため小学校の授業で当教室と同じ方法で発音練習するそう、と教えてくれました。
チャンネル名:李姉妹ch タイトル名:中国語の発音上達!おススメ練習法【中国語発音】 中国語の勉強にとても役立つ動画ですので、ご視聴をおススメさせていただきます。
【中国語を効率よくマスターする方法シリーズ】
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